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私は夢の中で楽しい毎日を送っていると・・・・・

『・・・・うか・・・・・ゆうか・・・・起きろ・・・・起きてくれ・・・・!!』

突然、男の人の声が聞こえた。

どこかで聞いたことのある声・・・・

私はその声により目を開くとそこには健史の姿があった。

「た・・・け・・・し・・・・」

『おお、気が付いたか・・・有香。危ないところだったんだぞ』

「どうして・・・・こんなことを・・・・・」

『実は・・・・お前は今日急死することになっている。俺はそうさせまいと思って
お前を救いにきたんだぜ。今までお前の身体で自慰を繰り返してるのはお前が死ないよ
うにエネルギーを注ぎ込んでるんだ』

「そ・・・・そうだったの・・・私はてっきり・・・・」

『ああ、そうだな。生前はお前をたくさん困らせたようですまなかったな。許してくれ
るとは思わないが罪滅ぼしに俺の霊体エネルギーをお前にすべて注ぎ込んでやる。俺の
分まで長生きしていってくれ』

すると、彼は私にキスを交わし生気(エネルギー)を私の身体に注ぎ込んでいった。

それにより彼の魂は削られていった。

『じゃーな、有香。いつまでも若々しく長生きしろよ・・・・』

「まっ・・・・まって・・・・・逝かないで・・・・」

私は彼を憎んでいたはずなのだが、なぜだか心の温もりを感じ知らぬ
うちに涙を流していた。
彼は私に頬笑みを返したまま徐々に粒子化され消滅していった。

「ありがとう・・・・そしてさようなら・・・健史・・・・・」

彼がそこまで私を想ってくれていたのかということを知り・・・・・

彼の私に対する本当の想いが伝わり・・・・・

私は彼との別れにひたすら涙を流し続けた。